落研クラブの活動








 

 落研クラブ 6月定例会 

   今回の定例会は「いきがい大学」の 

 日本の話芸 柳亭市馬 至芸の世界へ  

  学習会に参加させて頂きました。 

日 時 : 29年6月22日(木) 開演 1時45分  

参加者 : 9名

会 場 : プラザノース ホール

反省会 : サイゼリア    当番 齋藤(学)、伊澤

 

 

          前半は、前座さんが終わるやお待ちかね柳亭市馬師匠が出演、

古典   「落語の与太郎」さんが主役の「かぼちゃ屋」(唐茄子屋)・・与太郎さんの

        おじさんが可愛い子には旅をさせでかぼちゃを売ってこい!と送り出し

し、   儲けることの知らない与太さんは路地の親切なおじさんのお陰で全部

     元値で売ってしまう噺。師匠の軽妙な噺ぶりで心もなごむ。  

              中入り後のゲスト出演:マルチシアタージャグラー

            ◎ストレート松浦さんの曲芸は見事なものでした。

 

  最後の市馬師匠の噺に入る前のマクラは絶品でした。

  歌手としてCDも出している方で必ずや歌がどこかで入るらしい。

今回は「相撲甚句」を聞くことができました。やあ素晴らしい!

     私は思わず「うまい!!」と小さな声で叫びましたよ。

     ほんとは大きな声にしたかったんですが・・・・。

剣道の腕前も凄いらしい。現在落語協会会長。どこか品もあるし面白い。

                                   

噺は「寝床」、下手の横好きで、義太夫を語りたがる大家をなんとし

てでも止めようと苦肉の策で頑張る番頭さん。

ついに大家が義太夫を語ることになったが結局皆寝てしまう。

 私は昔確か桂文楽の噺で聞いたときは話しを聞いている者皆一斉に頭をげ、大家の義太夫が頭の上を通り抜けるようにした・・・との噺が面白くて未だにその部分を覚えています。                                                                   (義太夫の語り)  

   今日は大いに笑って、笑って、帰りの反省会はこれまた話に花が咲いた本当に楽しい

  一日でした。                                         (伊澤 記) 

  今回は「いきがい大学大宮学園連絡協議会」江戸文化学習会のイベントを

      我々落研クラブ員が鑑賞し、そのあと懇親会を楽しんだもの。

 役員の挨拶)    (冒頭の学園歌斉唱)        (我々の鑑賞風景



 

  落研クラブ 4月定例会

            開催日  49日(日) 開演 1230

            会 場  埼玉会館小ホール  

       さん喬・権太楼・喬太郎の会

 前座の「たま平」は林家正蔵の長男で、なんと落語界初4代目という落語一家で、噺もまた賑やかな『寄合酒』、二番手の「さん光」は権太楼の弟子で二つ目にふさわしく演題は『桃太郎』、昔話をして子供を寝かせようと昔々・・・なんて話すと「昔って何年の話?」とくるんですよ。こんな調子で おとっつあんはもう疲れちゃっていつも間にか寝入ってしまうのです。

  柳家権太楼は古典落語『質屋庫』、質屋に夜な夜なお化けが出るとの噂で主人が番頭に調べるようにと命じ番頭は一人じゃ恐ろしくて普段強がっている熊さんと行く噺、さてお化けは? 

 中入り後は、喬太郎の新作落語『任侠流山動物園』(原作・三遊亭白鳥)、白鳥の動物物語には全部名前があり、寂れた流山動物園を救おうと立ち上がる動物たちの涙ぐましい物語なのです。

 演じる喬太郎の凄まじさ。我々落研シニアにとっては、昨年本家の白鳥の凄い演技を聴いているので、今回の喬太郎がどんなに「ぶーぶー」と叫ぶ豚の豚次が出てこようと、象のマサオが出てこようと負けてはいられません。大いに笑った笑った。

  トリの柳家さん喬は『妾馬』、やはり最後は熟練した方が演じる噺ですね。お殿様に見初められたわが妹、知らない兄八五郎がお城に逢いに行ったはいいものの、チグハグで苦労したが、後は殿様に見込まれた八五郎出世噺と続くことになるわけです。

 

 落語も古典落語は素晴らしいもの沢山あり、本当に芸術ですね。

 今回は古典、新作といろいろ聞けて楽しい1日でした。

 

  反省会は浦和の磯丸水産へ直行 

 新年度の落研クラブ予定等を話し合い、次の通り

 決定しました。 

 ・定例会:56810月、来年1月の各月の内容 

・幹事編成の一部変更 

・今後は地元のイベントを優先して定例会に

 取り入れる。  

  帰りは皆笑顔で家路につきました。    (伊澤 記)